Webマーケティングのカテゴリ13個を初心者向けに解説します。今回はコンテンツマーケティング【1】。
こんにちは、もうスギ花粉来たと思って出てくる鼻水に点鼻薬を打ちまくってたらやはりただの風邪だったマキタです。
今年はこのブログをはじめ、新会社設立や減煙あわよくば禁煙をがんばりたいと思っています。
早速ですが一発目は・・・
いやもう誰でもWebマーケティングが必要ってのはわかってると思うんです。
だからこのブログでは、なぜあなたのビジネスにWebマーケティングが必要なのか?
的なことは解説しません。決して面倒くさいからではないです。決して。
マーケティング=市場調査
の頭の方は、まずはWebマーケティングの前に、一般的なマーケティングを学ぶことをオススメします。市場調査だけではないですからね。
このブログでもたまには一般的なマーケティング理論についての解説や検証もするとは思いますが、しばらくはWebマーケティングについてしか書かないので。。。
さて、誰でも必要なのはわかるのに、Webマーケティングにいま現在取り組んでいない・やれていないのは何が障壁になっているんだろう??ってとこですよね。
多分、何をしていいのかわからないとか、専門用語がわからない、そもそもWebマーケティングってどこまでの業務範囲を指すのよ?
なんていう、曖昧なことが多くて取り組むのが億劫だなんていう、心理的なハードルのせいで、入り口からつまづいてしまう方が多いのかな、と日頃僕のお客さまを見ていて思います。
もちろん時間が無い!とかもあるかもですが。
Webマーケティングって人によって言うこと違うじゃん!
そう。いきなりほんとこれ。嫌になりますよね。これがまずやっかいなんですよねー。
ボクもこの仕事をしていて、同業者で意見交換していても、人によってWebマーケティングの指す範囲が違うなぁと感じています。
その理由は多分ですが、そもそもWebマーケティングはマーケティングの延長線上にあるものなので、Webに限定して考えるのもおかしな話だからかなぁと。
要するにごっちゃにしちゃってるからじゃない?ってことです。
個人的にはそれでもいいんですが、あくまでこの記事ではそこらへん切り離して考えてみます。
さてさて、Webマーケティングの具体的な業務は何をすることなのか?を、勝手に現在13個のカテゴリであると決めつけて、絞って解説してみたいと思います。
以下、13カテゴリです。
- コンテンツマーケティング
- 動画広告
- ネイティブ広告(アド)
- ソーシャルメディア広告
- メディア
- SEO対策
- メルマガ
- O2O
- アフィリエイト広告
- リスティング広告
- アドネットワーク広告
- DSP広告
- リワード広告
今回の記事では、1番目のコンテンツマーケティングを簡単に解説してみます。
1.コンテンツマーケティングの誤解
コンテンツマーケティングって最近の流行りですよね。
Webマーケティングに興味のある方しかこのブログって読んでないと思うので、みなさんほとんどの方が聞いたことあるんじゃないでしょうか。
特に2015年は大流行しましたねー。
アメリカのマーケターの約30%はコンテンツマーケティングが最も重要と考えているそうですよ。強いなー。すごいなー。
そんな大人気のコンテンツマーケティングですが、私が見ていて感じるのは、「今までのSEOがGoogle様の検索アルゴリズムのアップデートによって色々大変になったから、それに変わるものだ!」みたいな認識の人が多いかなって。
例として、昨年からお客さまによーく相談されるのが、業者の人が、「Googleが検索エンジンのアルゴリズムをアップデートして、もう昔のSEO対策は効かなくなったので、これからはキーワード解析をして、それを元に文章やイラスト・写真などで毎日ブログで記事を作るコンテンツマーケティングをしましょう!内容はキーワードに基いて考えましょう!毎日書くことが重要です!私たちはそのお手伝いができますよ!毎月30万円でどうですか!ゲヒゲヒ!ダメなら15万円でもいいですよ!ゲヒゲヒ!」って営業に来てるんだけど、ほんとに?やったほうがいいの?って相談です。
これ、どう思いますか?
ほんとにこんなやついるのかと思いながらも、お客さまの中でインプットされた後要約されてアウトプットされるとこんな感じで解釈されているっていうのがわかります。
大体は本当のことだけど、ウソ(多分知らないだけだろうけど)がちょこちょこ入ってるんですよねー。
2.昔のSEO対策はもう効かない?
正確には、ダメなものはダメになったけど、大丈夫なものは大丈夫だから安心してねってことです。
これは、後日SEO対策の記事でしっかり書こうと思います。
3.ブログを書くこと=コンテンツマーケティング?
半分正解、半分ハズレって感じかなぁ。と思います。
何でもかんでもとにかく書けばいいならそれが一番楽なんですけどね。
キーワード解析も重要ですが、PV稼ぐだけならこの業者さんたちの言うとおりにするといいんでしょう。
でもそれでやって出来た記事は、あなたのお客さまや、サイトに訪問してくれるユーザーにとって、本当に価値のある情報を提供していますか?ってことなんです。
4.Googleの検索アルゴリズムのアップデートって?
パンダ・ペンギン・パイレーツ・ハミングバード・ペイデイローン・ドメインダイバーシティとかもはや何がなんだか普通の人にはわからない名前でアップデートが行われておりますね。
そもそも一般人からしたら検索アルゴリズムという言葉がすでに意味不明だと思いますが、検索結果に表示するための計算方法みたいなものだと思ってください。
アルゴリズムとかwikipediaなんかで調べてみてください。
Googleは、常にこの検索エンジンのアルゴリズムを改良し続け、高品質な検索結果を表示するために努力しています。
それでもあくまでロボットですから、その穴をついて少し昔までは色々な小手先のテクニックで内容の薄い、それこそ誰が読んでも価値の無いような、キーワードをひたすら並べるだけだったり、リンクがやたらと貼ってあるだけのダミー記事が検索結果の上位にいた時代もありました。
これはGoogleの理念に反するぞということで、一匹残らず駆逐してやると、こういう内容の薄い情報価値の低いコンテンツを駆逐し始めました。
というか逆に言えばちょっと昔って、こんなんで作ったようなサイトからたくさんリンクを集めていれば簡単にランキング上位に載れた時代もあったんですよねー。
5.結局、コンテンツマーケティングとは。
「お客さまにとって価値があり、説得力のある情報を作り、発信し、自社ビジネスに興味のあるお客さまと関係を作り上げていき、最終的に商品・サービスを購入していただいて利益を上げること。」
僕は こう捉えています。
でもこれって、当たり前のことですよね。
Webだなんだ言ったって、結局は人と人だと思うんです。
ここがもっとも重要であり、Webはわからないから・・・別世界のものだから・・・と毛嫌いせずに、自社の商品を購入してくださるお客さまにどうやったら1番喜んでもらえるんだろうということを考えていくことは、リアルだろうとWebだろうと関係なく取り組んでほしいなと思います。
でもそもそもなんですが、コンテンツマーケティングって別に新しい手法でも何でも無いんですよね。
原型は1800年代かららしいですし。
次回「コンテンツマーケティング【2】具体的な施策・事例」
さて、第一回目はライターでもない僕がわかりやすく書いたつもりでわかりにくい内容だった気がしなくもないですが、「お客さまに喜んでもらえる、だからお客さまはあなたの商品・サービスを購入してくれる。そのためにあるのがコンテンツマーケティングなんですよ。小手先のテクニックだけで自分が続かないようなことはほどほどにね。」と言いたかっただけかもしれません。
適宜、この記事もよりわかりやすく修正するつもりです。
次回は、具体的に僕のお客さまの事例や、どういった施策をしたらどうなったのかなんかを紹介したいと思います。