ぶっちゃけマーケティング

Webマーケティングな日々。とりあえずさらっと感情のままに書いているので10記事くらい貯まったらちゃんと炎上しないように校正してデザインも直します。

ソーシャルメディア広告(SNS広告)について解説するよ!

Bookoffの人影の少ない店内奥で、店員さんの「いらっしゃいませー!」に「いらっしゃいませー!」とオウム返しするのが趣味だった時期もあったマキタです。

 

さて、今回はソーシャルメディア広告ことSNS広告についてです。

面倒なので今後このブログではSNS広告とします。

 

SNS広告とは?

文字見ればわかりますよね。

SNS内に出稿する広告です。

facebookでもInstagramでもtwitterでも出てきますよね、タイムラインに。

個人的にはfacebookやインスタのはいいんですが、twitterの広告は嫌いです。

なぜか理由はわかりませんが。

 

ターゲットが絞れているなら効果はバツグンだ!

マーケター的には、ターゲット決まってないのに広告出すっていう感覚がよくわからなかったりしますが、見出し通りです。

それぞれ、セグメントして広告配信できるので、例えば「静岡県に住んでいる20代女性、趣味はサイクリング」とか超絞り込んで対象ユーザーに広告を見せることができます。

毎日1000円が上限、月に3万円までを広告費という設定もできますので、限られた予算の中で試すことができます

SNS毎にユーザーの属性が違うので、今回はメインどころを見ていきましょう。

広告の出し方は各SNSにヘルプページがあるからそれを見たほうが早いです。

facebookのユーザー

幅広い年代の方が使っていますし、下火下火とよくわからない記事も見ますが、今だにユーザーも月間アクティブ率も増え続けているお化けSNSです。

日本では約2400万人が利用し、月間アクティブ率が56.1%。

ということは日本人の1346万人が毎月Facebookを利用している計算に!!

年代でいうと20代がユーザー数も利用率も1番多く、754万5千人が登録し、61.10%がアクティブ!約461万人。

 

ただ、facebookの特徴は10代〜60代まで幅広くユーザーが存在し、またその数も多いということです。

国内の60代のユーザーだけでも108万3千人も登録しているという・・・

60代ですよ?

50代は299万4千人。

なんと10代より50代のほうが多いんですね。

10代は287万4千人です。

 

これだけの人が利用しているSNS

ちゃんとペルソナにあった広告を作り、A/Bテストを繰り返して精度を高めていけば費用対効果は個人的には一番高いのでは?

と思います。

 

ペルソナがはっきりしている場合はぜひ一度試して見てほしいです。

 

ちなみに世界全体では15億5000万人が登録。

日間アクティブユーザーは10億人超えです。

海外の人がターゲットでもEコマースなら効果でますね。

 

twitterのユーザー

あんまり周りで使ってるという話を昔ほど聞かなくなっているので、本当かなぁと思いながらも実はユーザー数は今だに国内でも増えています。

国内では2390万人が登録しており、月間アクティブ率は70.2%と恐ろしいパフォーマンスを叩きだしております。

約1678万人が利用してますね毎月。

ただ、facebookほどオススメできないのは、いくらでも一人でアカウントを水増しできるという点。

 

もちろんfacebookもできなくはないですが、あまりいませんしね複数のアカウント持ってる人。

 

twitterの場合は、大企業にかぎらず中小企業のキャラクターもたくさんアカウントが存在しますので、単純にユーザー数=しっかりリーチできる数とは考えないほうがいいかなと。

 

ただし、10代、20代前半には強いです。

もちろんfacebook同様、50代や60代のユーザーも存在しますが、facebookと比べると30代以降のユーザー数が全体の割合から見て極端に減るのと、アクティブ率も低いです。

まぁこれは完全なる偏見では有りますが、twitterでつぶやきまくってる60代もあまり見たくないですし。

 

10代の情報収集のツールとして、すごく高い頻度と信頼感を持って使用されているのがtwitterの特徴と言えます。

一方で、極端にユーザー年齢が低いために炎上するようなつぶやきがよく見受けられるのもこのSNSの特徴です。

巷ではバカッターやバカ発見器と呼ばれていますしね。

 

こういった特徴からすると、10代・20代前半の若者は情報収集、かつ信頼できる情報源として利用しているというデータがあるので、ここらへんの年代をターゲットにビジネスをしている方にはfacebookより広告効果の高いSNSといえます。

 

Instagramのユーザー

これは破竹の勢いでユーザーが増えているので正直、正確なデータが出せません。

一応2015年6月時点では810万人が国内でユーザー登録をしており、月間アクティブ率は84.7%とものすごい数字を出しております。

 

僕なんか一応ギリギリ20代ですが、10代〜20代もSNSでつながっていたりするので色々モニタリングしてますが、もはやtwitterよりインスタのほうがやってる人多いのでは?と思う勢いです。実際タイムラインを見ていても、若い年代の知り合いの投稿はfacebookよりもtwitterよりもインスタが圧倒的に多いです。

特に、女子。

 

写真がメインのミニブログという感じのSNSなのと、フィルターや写真編集機能が簡単で、photoshopで今までやっていたような加工がすぐにオシャレにできるという点が良いのでしょう。

 

アラサーの僕らの年代でいうと昔はmixiがすごかったですが、今の子たちはインスタなんでしょうね。僕の同年代の女の子たちももっぱらインスタは更新しているって子が多いです。

 

最近は広告面も充実し、動画から商品を購入するボタンまでついてきてます。

若い女子をターゲットにビジネスしている方にはダントツでオススメですね。

 

◆LINEのユーザー

間違いなく国内最強SNS

国内ユーザー数は5800万人以上、国民の半分近くがLINE使ってるわけですね。

これも2015年9月時点の情報ですからもう6000万人ぐらいいってるんじゃないかなと思います。

 

SNSというよりはインフラとして定着してますよねもはや。

できた背景は3.11の東日本大震災の時に、返事が打てなくても安否だけでもわかればと既読機能をつけて誕生したとか。

 

僕なんかは連絡用のまさにインフラ、Eメールに変わって定着したものだと思っています。

 

でもこれまた10代〜20代前半の利用実態はちょっと違うんですね。

本当にSNSとして機能してます。

「ぐるちゃ」って言葉知ってます?

きっとおっさんたちは知らないでしょう。

 

グループチャット機能のことです。

僕もおっさんですが、わりと使う機会は多いものの、あくまで何かの用事や仕事、イベントなど「顔の知っている」友人やリアルの人間関係でグループを形成します。

そして利用目的はやはり「連絡」ですからね。

 

これが10代〜20代はちょっと違うんです。

ぐるちゃ掲示板的なものが多数存在し、顔の知らない人がたくさんいるグループに普通に入ってコミュニケーションをとっていくんです。

100万人ぐらいのグループもあるそうで、その管理人は10代の若者とか。

 

15年ぐらい前までは掲示板文化やチャット、他CGIを使用したコミュニケーションの場が存在し、そこに趣味の同じひとが集うのが一般的でしたよね。僕もその頃からISDNが定額制になっていってインターネットの世界にハマっていったのを覚えています。

そして8年ぐらい前はmixiが爆発的に流行って、日本人のSNSが幕開けした感がありました。

 

いずれも、中の様子を知ることができなくても、当初クローズド制だったmixiでも、ユーザーであれば友達の参加グループの欄とかから、グループの存在ぐらいは知ることができたわけです。

これがLINEはグループが存在していることすらぐるちゃ掲示板みたいなものを自ら検索して探しに行かないと目に触れることすら無い。

 

って大分話が脱線しましたが、とにかく若者はよく使っています。

ただ、広告効果としては果たして疑問の部分がどうしてもありますね。

公式スタンプ出すのめちゃくちゃ高いんですよね。

クリエイターズスタンプと違って。

大企業しかスタンプ出せませんし、ブランディングにはなっても購買に繋がる即時性はあまり無いので、世の中のほとんどの余裕のない企業には到底できません。

 

ただLINEってすごいのは、連絡用のLINEだけでなく、たくさんLINEの名を冠したアプリを出しています。

今ではLINEから音楽も定額で聴けるし、アーティストのライブも視聴できるし、おいしいお店も探せるし、NEWSも見れるし、スケジュールも管理できるし、バイトも探せるし、写真加工もできるし、お絵かきもできるし、買い物もできるし、なんとタクシーも呼べます。

ゲームもたくさんありますしね。

 

ただそれぞれのアプリにどれだけのユーザーがいてどれだけアクティブなのかというと正直微妙です。

でもLINEタクシーはすごい。
一回見てみてください。

地図上でうねうね動きまわる空車のタクシーにびびりますよ。

 

と、なぜか1番長く書いてしまいましたが、個人的には今日挙げた中では即時性と購買につながるかという視点で見た場合は1番選択肢としては無いSNSでした。

なんかすみません。

でもLINEは便利なのでこれからも、これに変わる連絡手段が出ない限りは利用し続けると思います。

 

★まとめ

  • いまやSNS広告は使わない手はない。それくらい費用対効果が高い。
  • 40代〜60代にもターゲットがいるならとりあえずfacebook広告にしとこう
  • 10代〜20代前半はtwitterに広告を出すのがオススメ
  • 10代〜30代前半、さらに女子がターゲットなら迷わずInstagramに広告を
  • LINEはすごい。つ よ い 。でも即時性と購買性の観点から見ると微妙。ブランディング目的なら1番オススメ。
  • LINEタクシーはすごい。

 

また一通り、残りのコンテンツマーケティング手法について解説が終わったらこのSNS広告は事例や効果的な広告の出し方を含めて解説したいと思います。

次回は「メディア」です。