ぶっちゃけマーケティング

Webマーケティングな日々。とりあえずさらっと感情のままに書いているので10記事くらい貯まったらちゃんと炎上しないように校正してデザインも直します。

動画広告について改めて調べてみました!【1】

静岡に住んでるのに一度も富士山の頂上まで登ったことがありません、マキタです。

さて、今回・次回は動画広告について、いままで知っていたことプラス、改めて最新の動画広告事情について調べてわかったことを書いていきたいと思います。

 

  1. 動画広告ってなに?(今回)
  2. 動画広告のメリット・デメリット(今回)
  3. 動画広告の活用例(次回)
  4. 最新の動画広告市場と業界の動き(次回)

 

1.動画広告ってなに?

昨年あたりから「動画広告」という言葉を目にすることも多くなってきたのではないでしょうか?

実はかく言う僕も、本格的に動画に取り組み始めたのは昨年からです。

 

さて、動画広告ってなにって、そのまんま動画での広告なんですが、一番目にしたことあるはやはりYoutubeを見ている時や見はじめに流れてくる動画広告だと思います。

大別すると3種類に分かれますので、それぞれ簡単に説明していきます。

 

◆インストリーム動画広告

これは、先ほど述べたYoutubeをはじめとする動画配信サイトで動画を視聴している時に流れてくるCMです。今のところ、これが一番主流ですね。

 このインストリーム動画広告でもさらに2種類に別れます。

 

●スキッパブル広告

「この動画みたい!」と思ってサムネイルをクリックすると、結構な確率で広告が流れてきますよね。

再生前に流れるものがプリロール動画広告と呼ばれますが、再生途中にTVのCMみたいに流れてくるのもありますよね。

 

どちらにも共通で、5秒後にスキップできるとかありませんか?

このスキップ可能なものがスキッパブル広告です。

これは興味があればその後も見てくれることが前提だからか、1分以上の動画広告もよく見かけます。

 

●ノンスキッパブル広告

こちらは名前の通りスキップできないやつです。

もうAdBlockPlusを全力で使いたくなりますねー。

この広告はやはりTVを意識しているのか、TVCMと同じで15秒くらいのものが多いです。

 

◆インバナー動画広告

こちらはWebサイト上にあるバナー広告枠に流れる動画広告です。

いきなりはじまってビックリしないように、音声はOFFになってますね。

 

◆インリード動画広告

新しい動画広告で、スマホ向けに期待されています。

Webサイトをスクロールしていて、動画広告の部分が表示されたら再生されるタイプです。

これは、バナー枠にあるものとは違って、記事内などコンテンツの中に含まれています。

 

2.動画広告のメリット・デメリット

いくつかあります。

◆メリット

●全般に言えること

  • 写真、画像では表現しきれない魅力をアピールできる
  • Facebookなども動画広告に対応し、より絞ったターゲットへ配信可能
  • まだまだ導入している企業が少ないので、特に動画広告やっているところが同業や自分の商圏エリアでは少ないな〜と思ったらかなりの差別化が期待できる。
  • 一度作った自社広告は、Webサイト上でもFacebookページなどのSNS上でも使える。
●インストリーム動画広告
  • 課金に関して、スキップされた場合など、30秒未満の視聴の場合は課金されない
  • 主流であり、馴染みがある
●インバナー動画広告
  • 従来のディスプレイ広告同様、リターゲティングやオーディエンスターゲティングなど、ターゲティング広告ができる。
●インリード動画広告
  • コンテンツの中で目が付く場所にきてからはじめて再生されるため、インバナー動画広告と違って確実に最初から見せることが出来る。(インバナー動画広告の場合は、気づくまでの間の最初の部分が見られないことが結構ある)
  • あくまでコンテンツ中に存在するため、ストーリー性のあるコンテンツの場合はとても相性がよく、見てもらえる可能性が高い。

◆デメリット

●全般に言えること
  • 制作コストがどうしてもかかる。ある程度のクオリティを求めるなら安くても5万円〜は見ないと厳しい。
  • 制作に時間がかかる。早くても数日。
  • 広告主側の、動画広告に対する意識が遅れていると、期待した効果が全く得られない可能性がある。(動画広告の最も得意とするのはブランディングであり、動画広告にコンバージョンやCPAを求めると大変なことになります。)
●インストリーム動画広告
  • 最初の5秒でスキップさせないために、広告主は制作会社に丸投げしないで本気で一緒に考える必要がある。(金をドブに捨てたいなら別です)
  • プリロール、さらにノンスキッパブルだったりすると、ウザすぎて逆に企業や商品・サービスへのマイナスイメージへ繋がる可能性がある。(単純に、視聴者の立場にたてばわかりますね。。。)
●インバナー動画広告
  • ある程度、広告効果を測定できるシステムや、動画から来たとわかる施策を考えないと費用対効果がわかりにくい(ただしブランディングにはなりますけど)
  • 動画の配信サイズによって配信費が変動することもあるので、CPMがめちゃめちゃ高い。
●インリード動画広告
  • ネイティブアドの特徴に近いため、変な業者に「これが噂のネイティブアドです!」と騙されて作らされることもある。

 

 

さてさて、まずは簡単ではありましたが動画広告に関する基礎知識でした。

厳密にはさらにインサーチ動画広告とかtrueview動画広告とか色々あるんですが、ほんといつも思うのは広告やマーケの業界って専門用語が次々と生まれてきて、追うのが大変ですね笑

 

とは言っても、それぞれに役割と期待される効果があるわけですから、しっかりと分析して戦っていくマーケターには結局技術の進歩とともにそれぞれの効果測定をしながら判断するという意味では勉強必須ですね。

 

勉強嫌いにはとても務まらない仕事かもしれません笑

 

それでは次回は残りの「動画広告の活用例」「最新の動画広告市場と業界の動き」を書いていきたいと思います!