地域商売のSEOで、本当に重要なこと。
誕生日にケーキはいらない、おはぎをくれと毎年おはぎを食べているマキタです。
さて、今回はSEOについて書いてみます。
正直この「Webマーケティング」というカテゴリに入れるとSEOは別物だから!っていう意見が出てきそうでどうしようかなと思いましたが、Webマーケティングの一つとして捉えるべきなのは間違いないので書きます。
SEOってなに?
SearchEngineOptimization(検索エンジン最適化)の略です。
検索ユーザーが特定のキーワードを入力した時に、適切な結果を返すのが検索エンジンです。その検索エンジンのアンサーに最適化するようにWebサイトを整えてあげるのがSEOです。
本来であれば、対象の会社名や商品・サービス名を検索した時にしっかり検索結果に出てくるか?これが一番重要な部分です。
何でもかんでもビッグワードを狙えばいいというものではありません。
リアルの商売では地域名+商品・サービス関連キーワードが重要
先述しましたが、何でもかんでもビッグワードを狙えばいいというわけではありません。
私は地方のお店や会社を相手にSEOをやることが多いですが、エセコンサルやにわか知識で変にビッグワードにこだわる人がいてビックリします。
例えば「美容室」で検索して1ページ目に表示したい。
それで出てくるのっていいと思いますか?
答えはノーです。
だって、「美容室」で検索して、あなたの美容室が神奈川県大和市にあったら、九州の人が検索して出てきても、まぁ見るかもしれませんがまず来ないですよね?
それよりも、「神奈川+美容室」のほうがまだ可能性は高いですよね。
もっと言えば、横浜市に住んでるひとが大和市の美容室にわざわざ行くこともないですよね。大体自宅もしくは職場の近くで、良い美容室ないかな〜と探すと思います。
それなら、「大和市+美容室」で1ページ目にちゃんと出てくることが重要です。
もちろん、アクセス数というのは美容室というワードより全然少ないでしょう。
でも、アクセス数がいくら多くても、来店しない人ばっかり見に来てもしょうがないと思いませんか?
より来店する角度が高い人に確実に見てもらうためにキーワードを選定する。
これが大事です。
実際に経営計画を立てるとしても、地域のお客さまをどれだけ捕まえて、そこからリピートしてもらうためにどうすべきかを考えるほうが商売としては安定した収益が見込めますよね。
何でもかんでも、なんとなく良さそうな言葉に騙されずに、しっかりと自分の商売にあった対策をしましょう。
嘘つき業者が多すぎて憤死しそう
SEOってかなり勘違いされているところがいっぱいあって、嫌になります。
にわかみたいな知識を持っている人が変なことを吹き込んだり、高い金額を請求して効果出さないとか詐欺みたいなことやってるところがありすぎるからですね。
SEOって聞くだけで拒否反応が出る経営者の方も多いのではないでしょうか。
今までたくさん会って来ましたが、月に◯十万円も払って何もならなかったというパターン。これは完全に業者が悪いです。
もう最初から詐欺することしか考えてないみたいなやつもたくさん見てきて、このゴミカス共こいつらのせいでちゃんとやっているSEO業者までも誤解されるんだぞと。
実際、SEO対策をしても順位を決定するのはGoogleの検索エンジンなわけですから、対策したところで難しいキーワードは難しいわけですが、それでも順位が上がらないとか、圏外(100位以下)っていうのはありえないわけです。
また、効果が出るまで3ヶ月〜半年っていうのも、場合によりけりです。
確かに、それくらいかかるのが平均的ではあります。
ただ、キーワードによっては1日で効果が出る場合もあれば、1ヶ月で1ページ目に来る場合もあります。
だいたい私がやる場合は1週間〜2週間で圏外から2P目、よければ1P目に来てますし、キーワードによっては半日で1P目に入る時もあります。
もちろん全部ではありませんし、意味のないキーワードで対策してもダメですが。
ちなみにこのブログはまだ人に見せれる状態だと思っていないので(なんで公開してんだ)SEO対策何もしてません。
が、これははてなの力なのか、キーワードによってはもう検索結果上位表示達成してます。
SEOって何をすればいいの?
これは、外部サービスを利用しているのか、自前で作っているものなのかでやり方が変わりますが、大抵は内部対策で何とかなります。
もちろん、リンクビルディングをしっかり行うのも今だに大切ではありますが、内部対策に全力を出すのが1番です。
- titleタグ
- metaタグ
- h1タグ
- altタグ
- 画像のロスレス圧縮
といった基本的なところをしっかり抑えるだけでも大分結果が変わるはずですので、最低限ここもしっかり対策していない場合はまずこれだけでもやってみてください。
また、よく言われるドメインの年齢ですが、こればっかりはどうしようもないですね。
ただ個人的にはそこまで大きくは影響しないと思っています。
それよりもコードを適切にすることが大事です。
また、文章内のキーワードも大切です。これは文字数やキーワード比率なども考慮し、画像はオリジナルで用意といった部分も出来る限りでやっておきたいところです。
キーワードの大切さ
キーワードプランナーを使ってのキーワード選定が当たり前になってきています。
これはGoogleやYahooのキーワードツールを使うんですが、自社商品やサービスの関連キーワードで、どういったキーワードが多く検索されていて、広告の競合度からインプレッション数やクリック率まで教えてくれます。
◆Yahooのキーワードツールがすごい
よくGoogleのキーワードプランナーが使われます。
僕も使いますが、情報が不足しがちなので、必ず合わせてYahooのキーワードアドバイスツールも使用します。
やはり絶対的な検索数はYahooの方が多いので、Googleキーワードプランナーで数値が取得できなかったキーワードも出てきたりします。
また、Yahooの場合はデスクトップ・スマートフォンと別れて検索数が表示されるため、その比率によってどちらにより注力しようかという戦略も立てられるんですね。
アクセス解析は必須
これはGoogleAnalyticsが有名ですね。
実際にかなり優秀ですので、おすすめです。
使い方もタグを埋め込むだけですし、今では外部サービスを利用する場合でもAnalyticsの設定欄がある場合も多いので活用しましょう。
誰が、どこからどうやって来て、何を探しているのか。
これを知ることは大きな改善のヒントになります。
使い方は解説サイトも多いですし、勉強してみましょう。
もし余裕があればそのうちのこブログでも詳細な見方を開設します。
サイトは出来た段階では50%。
必ず改善していかないと望む結果は得られません。
★まとめ
- ちゃんと自社名や店名で検索にでるか?これがまず大事
- リアルの商売では地域名+商品・サービスの関連キーワードで検索に出ることが大事
- 何でもかんでもビッグワードにこだわる必要はない
- うそつき業者が多いので注意
- まずは内部対策を自分で出来る限りやってみよう
- Yahooのキーワードツールも併用しよう
- アクセス解析→改善×改善!
SEOは語りだすと何万文字もいくので今日はこの辺で。
リニューアルとかデザインにこだわる前に、SEOしっかりやりましょう。
これで検索結果に出てくるようになるだけで全然違います。
さて、次回は「メルマガ」についてです。
ここはマーケティングの視点でどんなメルマガサービスがいいのか、どういうやり方がいいのかを見ていこうと思います。