ぶっちゃけマーケティング

Webマーケティングな日々。とりあえずさらっと感情のままに書いているので10記事くらい貯まったらちゃんと炎上しないように校正してデザインも直します。

オウンドメディアってどうなの?ちょっとカンタンにまとめてみる。

コメダコーヒーにどれだけ貢献しているのか気になってきているマキタです。

さて、今回はうわさのオウンドメディアについていってみましょー。

 

オウンドメディアってなに?

オウンドメディアとは、企業が自社のWebサイトや、情報発信用のサイトを作ってそこで有益な情報や自社ブランディングに繋がるコンテンツを配信していくメディアです。

普通はニュースメディアサイトなどで取り上げられたり、記事広告やネイティブアドを利用して多くの読者にリーチしていくんですが、これを自分たちでやっちゃうってことですね。

 

◆メリットは?

都合よく好きなように情報発信できる。という部分ですね。

こう書くと言い方悪いですが。

また、ユーザーを集めることができればそれだけで色々な戦略を立てることが出来ます。

広告主を集めて広告で稼ぐことも出来ますし、自分たちで運営するメディアですから、当然自分たちの会社や商品・サービスを思う存分アピールできます。

お金をかけずに、好きなように広告を打つという点では素晴らしい手法です。

 

◆デメリットは?

運営が大変です。自社の紹介や商品・サービスだけ紹介するならともかく、それだけなら読者はつかないし、そもそも会社のWebサイトやブログを更新すればいいことです。

例えば、化粧品を販売している会社が運営するオウンドメディアだとしたら、化粧品にまつわる話題や、正しい使い方、保管方法などはやって当たり前。

それ以外にも美容にまつわる記事やニュース、関連として恋愛コラムなんかも書いたりしないと人が集まらなかったりします。

 

このネタを生む苦しみに自社だけで運営すると必ずハマります。

スタッフも通常業務以外にネタを探すことと、文章を書くこと、写真やイラストの素材を作ったり集めたりと大変になります。

 

今はクラウドソーシングやferretさんの記事作成代行サービスなども利用できますが、その場合はライターさんの管理や記事の質、記事の添削もありますから、ただ外注すればいいというものでもありません。

週に一回の更新しかしないとかなると誰も来ませんしね。

 

ちゃんと運営を続けていけるか?これをよく考えた結果、いけると思うなら、僕としてはやったほうがいいと思う施策です。

続かないと意味が無いので、できれば熱い思いを持っているスタッフ、もっと言えば社長自らやるのが一番いいですね。最初は。

 

どんな成功例があるの?

成功例で言えば、やはり多くの人が挙げているLIGさんでしょう。

東京のWeb制作会社なんですが、とにかくこのLIGブログを通してものすごい有名になりました。

記事も笑えるものも多いですし、ノウハウ系の記事も質が高い。

 

ただここはWeb制作会社なので、デザイン的にもクオリティを高められるし、A/Bテストをしながら色々な変更を加えるのにも自分たちの力でできるのでお金がかからずできているということも頭に入れておきましょう。

 

また、Web業界は特に多いですが、この業界は技術の進歩も早く、日々新しい技術やサービス、デザインのトレンドが生まれます。だからネタに困ることはありません。

新しい技術の紹介から、ソフトの使い方、デザイントレンドの紹介など、ネタが尽きないんですね。

 

他の業界でももちろん日々ニュースはありますが、ただ業界ニュースだけとりあげているなら、業界新聞を買う方が記事の質としてもマシですし。

業界のニュースとか一般読者からはいらないので、あなたの商品やサービスを使うとこんな未来が待っているよという体験を想起させるような内容のほうがいいです。

 

また、それだけでも売り込みばかりになってしまうので、先述したように関連する情報で有益なものを発信していくことが大切なんですね。

 

同業者がすでにやっていたとしても、真似していたら何の意味もないです。

新聞や雑誌でもそれぞれ特色があるように、自分たちの色を出して発信していきましょう。オウンドメディアですから。

 

 

★まとめ

  • オウンドメディアはやれるならやったほうがいい。
  • 運営が大変なので、スタッフの通常業務にプラスしてキャパが大丈夫なのかも考えるべき。
  • 社長がやれるなら社長が先陣きって記事を書くべき。
  • 成功例を真似しても意味ない。もちろんいい部分は取り入れても、自分たちだけの色を出していかないとオウンドメディアの意味が無い。
  • ちゃんとできればこれほど有効なコンテンツマーケティングは他にない。

 

次回は「SEO対策」です。