動画広告について改めて調べてみました!【2】
無人島にひとつだけ持っていきたいとすれば?
有村架純と即答するマキタです。
さて、前回
の続きでございます。
- 動画広告ってなに?(前回)
- 動画広告のメリット・デメリット(前回)
- 動画広告の活用例(今回)
- 最新の動画広告市場と業界の動き(今回)
3.動画広告の活用例
これは色んな事例がありますね。
特に2015年は動画広告が本格的に流行りだした年ですから、色んな大手キュレーションサイトやWebメディアさんで素晴らしくわかりやすいまとめがたくさんありました。
その中でも、個人的にもいいなぁと思った事例を5つほど紹介してみます。
◆資生堂 High School Girl?メーク女子高生のヒミツ
High School Girl? メーク女子高生のヒミツ (The Secret of High School Girls)
これはSNS経由で見た方も多いんじゃないかな〜と思います。
はてブでもたくさんブクマされてましたね。
2015年に、日本国内で最もシェアされた動画です。
タイトルの「女子高生のヒミツ」からして、おっさんはみんな見ちゃいそうですねw
内容もぜひ見てみてください。
オチもさることながら、資生堂のメイク力に関するブランディングがものすごく発揮されていますよね。
また、このオチならそりゃ大量にシェアされるわってもんで、さすがの資生堂さんといったところです。
◆NTT DOCOMO「3秒クッキング 爆速餃子」篇
これはバカさを本気で追求している、「くだらねぇな〜笑」という最高の褒め言葉を多くの方が発しながらシェアされたんだろうなと容易に想像できますね。
ちなみに2015年国内シェア数3位だそうです。
BGM、キャスト、くだらない内容なのにすごい、そして訴えたいもの・・・
すべてわかりやすくて面白い。
他のバージョンもありますので、気になった方はぜひ見てみてください。
◆TOYOTA 「G's Japanese Baseball Commercial」
Toyota G's Japanese Baseball Commercial
クオリティが半端じゃ無いですね。
細かい部分の。
さすがTOYOTAさんというか。
最近の主流なのかもしれませんが、最後の数秒まで意味不明、最後にちょっと宣伝。
「結局これの宣伝かよ!!笑」みたいなのがいいんでしょうね。
シェアされやすい典型ですね。
◆ANA 〜ダンスコンテスト開催中☆〜
ANAと三代目 J Soul Brothersのコラボです。
夏のキャンペーンで使用されました。
普段は少し高貴な感じのするCAさんが笑顔で踊って身近に感じる、いいブランディング動画広告ですね。
他の航空会社さんより身近に感じる、これだけで大きいですね。
ただ思い出したのは恋するフォーチュンクッキーでしたがw
◆つくばみらい市立 陽光台小学校 紹介動画
最後は前4例と違って、すごくマイナー(と言っては失礼ですが)なところを紹介します。GIZMODEさんで紹介されていて僕も知ったものですが、
PTAが本気を出した
ということで見てみました。
ドローンを利用した校内の風景などを映し出しています。
もちろん、大手企業さんと違って学校のPTAのお父さんお母さん方で制作した動画でしょうから、予算的にも前4つのようなクオリティは無理であることはわかります。
もっと晴れた日に撮影すればよかったのにとか意見はあると思いますが、低予算でも色んな魅せ方が可能だなと思わされます。
★なんか固そうだなとか、公に近いところがふざけるからシェアされる
いま紹介した動画広告はどれも色んなWebメディアさんでも紹介されていますし、SNSでも大量にシェアされた動画広告ばかりなので、ご覧になった方も多いと思います。
ただし、誰もが知っている大企業だったり、学校という、
公に近いポジションの方々が全力でふざけながらもブランディングしているからこそ話題になる
のであり、無名の人や企業がふざけてもなかなか認知されませんね。
もちろん、クオリティが高ければある程度はシェアされるでしょう。
それでも、これらの動画に共通するのはやはりブランディングです。
大企業や公ゆえになんか固そうだなという漠然としたイメージに対して、
親近感を持ってもらうことが他の大企業との差別化につながるからいいんでしょうね。
一般の中小企業さんであれば、個人的には前回の記事で紹介しました「インリード動画広告」が良いと思います。
◆インリード動画広告
新しい動画広告で、スマホ向けに期待されています。 Webサイトをスクロールしていて、動画広告の部分が表示されたら再生されるタイプです。 これは、バナー枠にあるものとは違って、記事内などコンテンツの中に含まれています。
動画広告について改めて調べてみました!【1】 - ぶっちゃけマーケティング
また、ECサイトでは
こちらも参考になるのではないかなと。
4.最新の動画広告市場と業界の動き
◆いったいいつが動画元年なのか
ここ数年は毎年のように「動画元年」だと言われていますが、Web界隈で話題になるニュースの数なんかを見てると、2015年はそうであったと言ってもいいのかなと思います。
個人的にね。
もちろん、まだまだ普及していないという点を突っ込まれると何も言い返せないのですが、
- 動画の話題性
- 業界での動画関連の会社・サービスの設立数
- 業界大手の会社の動画に関する取り組み
この3つの視点で見た時にそう思うんですね。
1.動画の話題性
先ほどの紹介したような、企業のWebプロモーションやブランディング使用される動画のクオリティの向上とそれに伴うシェア数などの話題性は伸びたなーと思います。
2.業界での動画関連の会社・サービスの設立数
また、動画関連の会社やサービスの設立数がものすごいです。
今後数年を見通せば当然の流れですが、この勢いはすごい。
昨年だけで認識しているだけで60以上はありました。
3.業界大手の会社の動画に関する取り組み
ここらへんは、LINEの元社長の森川さんが
こういったサービスを本気ではじめたのが話題になりましたね。
また、サイバーエージェント藤田晋さんもブログで「動画元年」というタイトルでこれまでのCAの動画に関する取り組みとその怖さ、動画事業の難しさ、そして2016年がCAにとっての動画元年だというくらい本気を出してきました。
特に、2015年にローンチされた動画関連サービスではCAが圧倒的に数が強かった印象があるので、それらのテストマーケティングを経て、今年の取り組みに活かされるんでしょうね。
僕みたいな小物が言うとあれですが、すごく期待してます。
業界大手の社長様たちも本気で取り組みだした動画市場。
それに伴って、我々が普段Webを通して動画のプロモーションやブランディングを目に触れる機会がより一層多くなると予想されます。
これって、やはり2015年からの流れを組んでいるので昨年・今年・長くて来年が本当の動画元年〜市場形成で、これからが動画広告ますます主流になると思います。
ちなみにアメリカから日本へは大体2〜3年遅れで流行りが来るといいますが、最近はその期間も短いと思ってます。個人的に。1年くらいじゃないかと思うんですよね。
ただし、動画に関してはマジで3年どころか5年くらい遅れてるんじゃね?
ってくらい遅れてると思います。
だって、アメリカの企業ではすでに7割が動画を活用した施策を打ってるんです。
日本はこれからですからね。
そして、増えていると言ってもまだまだ制作会社も少ないですし、必至にWeb業界のクリエイター達が動画制作を習得している期間でもあるので、クオリティをめちゃめちゃ高いの求めなければ、意外と安くやってくれたりすることもあります。
向こうも練習ついでに実績も出来てちょうどいいからですね。
僕はすでに去年から動画クリエイターさんと組んで、動画広告やプロモーションといった動きをし始めていますが、これも自分の商圏である程度の知名度を持つには早い者勝ち的なところはあると思います。
ただあまりにもクオリティが低いと、そのイメージだけがずっとついて回るので、パートナー選びは慎重に笑
もしくは自分で制作される方はある程度のクオリティを担保できるようになってから営業したほうがよろしいかとは思います。
これからのWebマーケティングで重要なポジションを占めるであろう動画広告、楽しみですね!
次回は、ネイティブ広告(ネイティブアド)について解説したいと思います。
動画広告について改めて調べてみました!【1】
静岡に住んでるのに一度も富士山の頂上まで登ったことがありません、マキタです。
さて、今回・次回は動画広告について、いままで知っていたことプラス、改めて最新の動画広告事情について調べてわかったことを書いていきたいと思います。
- 動画広告ってなに?(今回)
- 動画広告のメリット・デメリット(今回)
- 動画広告の活用例(次回)
- 最新の動画広告市場と業界の動き(次回)
1.動画広告ってなに?
昨年あたりから「動画広告」という言葉を目にすることも多くなってきたのではないでしょうか?
実はかく言う僕も、本格的に動画に取り組み始めたのは昨年からです。
さて、動画広告ってなにって、そのまんま動画での広告なんですが、一番目にしたことあるはやはりYoutubeを見ている時や見はじめに流れてくる動画広告だと思います。
大別すると3種類に分かれますので、それぞれ簡単に説明していきます。
◆インストリーム動画広告
これは、先ほど述べたYoutubeをはじめとする動画配信サイトで動画を視聴している時に流れてくるCMです。今のところ、これが一番主流ですね。
このインストリーム動画広告でもさらに2種類に別れます。
●スキッパブル広告
「この動画みたい!」と思ってサムネイルをクリックすると、結構な確率で広告が流れてきますよね。
再生前に流れるものがプリロール動画広告と呼ばれますが、再生途中にTVのCMみたいに流れてくるのもありますよね。
どちらにも共通で、5秒後にスキップできるとかありませんか?
このスキップ可能なものがスキッパブル広告です。
これは興味があればその後も見てくれることが前提だからか、1分以上の動画広告もよく見かけます。
●ノンスキッパブル広告
こちらは名前の通りスキップできないやつです。
もうAdBlockPlusを全力で使いたくなりますねー。
この広告はやはりTVを意識しているのか、TVCMと同じで15秒くらいのものが多いです。
◆インバナー動画広告
こちらはWebサイト上にあるバナー広告枠に流れる動画広告です。
いきなりはじまってビックリしないように、音声はOFFになってますね。
◆インリード動画広告
新しい動画広告で、スマホ向けに期待されています。
Webサイトをスクロールしていて、動画広告の部分が表示されたら再生されるタイプです。
これは、バナー枠にあるものとは違って、記事内などコンテンツの中に含まれています。
2.動画広告のメリット・デメリット
いくつかあります。
◆メリット
●全般に言えること
- 写真、画像では表現しきれない魅力をアピールできる
- Facebookなども動画広告に対応し、より絞ったターゲットへ配信可能
- まだまだ導入している企業が少ないので、特に動画広告やっているところが同業や自分の商圏エリアでは少ないな〜と思ったらかなりの差別化が期待できる。
- 一度作った自社広告は、Webサイト上でもFacebookページなどのSNS上でも使える。
●インストリーム動画広告
- 課金に関して、スキップされた場合など、30秒未満の視聴の場合は課金されない
- 主流であり、馴染みがある
●インバナー動画広告
- 従来のディスプレイ広告同様、リターゲティングやオーディエンスターゲティングなど、ターゲティング広告ができる。
●インリード動画広告
- コンテンツの中で目が付く場所にきてからはじめて再生されるため、インバナー動画広告と違って確実に最初から見せることが出来る。(インバナー動画広告の場合は、気づくまでの間の最初の部分が見られないことが結構ある)
- あくまでコンテンツ中に存在するため、ストーリー性のあるコンテンツの場合はとても相性がよく、見てもらえる可能性が高い。
◆デメリット
●全般に言えること
- 制作コストがどうしてもかかる。ある程度のクオリティを求めるなら安くても5万円〜は見ないと厳しい。
- 制作に時間がかかる。早くても数日。
- 広告主側の、動画広告に対する意識が遅れていると、期待した効果が全く得られない可能性がある。(動画広告の最も得意とするのはブランディングであり、動画広告にコンバージョンやCPAを求めると大変なことになります。)
●インストリーム動画広告
- 最初の5秒でスキップさせないために、広告主は制作会社に丸投げしないで本気で一緒に考える必要がある。(金をドブに捨てたいなら別です)
- プリロール、さらにノンスキッパブルだったりすると、ウザすぎて逆に企業や商品・サービスへのマイナスイメージへ繋がる可能性がある。(単純に、視聴者の立場にたてばわかりますね。。。)
●インバナー動画広告
- ある程度、広告効果を測定できるシステムや、動画から来たとわかる施策を考えないと費用対効果がわかりにくい(ただしブランディングにはなりますけど)
- 動画の配信サイズによって配信費が変動することもあるので、CPMがめちゃめちゃ高い。
●インリード動画広告
- ネイティブアドの特徴に近いため、変な業者に「これが噂のネイティブアドです!」と騙されて作らされることもある。
さてさて、まずは簡単ではありましたが動画広告に関する基礎知識でした。
厳密にはさらにインサーチ動画広告とかtrueview動画広告とか色々あるんですが、ほんといつも思うのは広告やマーケの業界って専門用語が次々と生まれてきて、追うのが大変ですね笑
とは言っても、それぞれに役割と期待される効果があるわけですから、しっかりと分析して戦っていくマーケターには結局技術の進歩とともにそれぞれの効果測定をしながら判断するという意味では勉強必須ですね。
勉強嫌いにはとても務まらない仕事かもしれません笑
それでは次回は残りの「動画広告の活用例」「最新の動画広告市場と業界の動き」を書いていきたいと思います!
会社のサイトリニューアルに失敗しないために出来ること。【3】
理想の冬の過ごし方はコタツに桐谷美玲ちゃんと一緒に入ってみかんを食べること、マキタです。
今回は最終回です。
早速いってみましょー。
5.売上が出てきたら打つべき次の一手
売上が出てきたら、そのお金で出来ることはたくさんあります。
と、ちょっと挙げるだけでたくさん出てきちゃうんですけどね笑
まず次の一手としてはSNS広告をおすすめします。
これは、個人的には一番費用対効果が高い施策だと思うんですね。
例えばfacebook広告。
これって、自分でセグメントしたユーザーに一回あたりのクリック単価と、一日の上限予算を決めて広告を打つことが出来ます。
このセグメントが超簡単です。
◯歳〜◯歳の◯◯県に住んでいる男性、趣味は自転車とか。
すぐ設定できます。
リアルの店舗よりWeb上の店舗の方が多い時代です。
「いかにして見つけてもらうか」はめちゃめちゃ大事です。
リスティング広告だと、あくまで検索する人が「何らかのキーワードを検索して」はじめてそこに広告が表示されます。
もちろん、これも施策として出来ることなら打つべき一手なんですが、予算の少ない状態だったら何を最初にオススメするかと言えば、SNS広告ですなんですね。
この広告に僕のようなWebマーケティングコンサルが入ると、A/Bテストをしながら、より広告効果の高い広告へと仕上げていくわけです。
ただ単にA/Bテストと言っても、そこにはどこを変えたテストの結果から判断するのが良いのか、なんてノウハウがあるわけです。
もちろん、Facebookもtwitterも、広告の表示の仕方やユーザーの性質も違うわけですから、それぞれのSNSにあった広告の最適化があります。
と言っても、僕がSNS広告でノウハウ持っているのはfacebook、twitter、Instagramくらいです。
あまりそれ以外のSNSって使っている人も少ないので笑
もちろん、またこれらメジャーどころのSNSにとって変わるSNSが出てきたらその広告に勉強は随時していきます。
あとはLINEなんかもSNSですが、ちょっと金額的に難しい企業さんのほうが多いと思うので、LINEはいまのところ考えていません。
また、その後は毎月のSEO対策にお金をかけることをおすすめします。
場合によっては、これがそのままコンテンツライターへ記事の制作を依頼することであることもあるわけですが・・・
こればっかりはあなたのビジネスと、その顧客、また、何のためのWebサイトなのかによってやるべきことが変わります。
いま書いているのはあくまで基本の流れだと思ってください。
自分が打つべき次の一手は何にするべきか?
これで迷ったら無料でご相談くらいは乗りますので、
お気軽にご相談くださいね。
さて、3回にわけて「会社のサイトリニューアルに失敗しないために出来ること」を書いてきたわけですが、いかがでしたか?
この3回の記事で一番大事だった部分をまとめます。
それは、
良いサイトづくりは、発注者とWeb製作会社、双方が協力してはじめて出来るということです。
Webのことはわからない、勉強する気もおきない。
いいです。それでも。
かけたお金が無駄になるだけですから。
それでいいなら。
でもね、ちゃんとWebで売上立てている会社の社長さんは、60歳超えていようとしっかり勉強してます。
- Webサイトってなんでお金かけてみんな作ってるの?
- 売上が立っている同業者と、自分たちのサイトの違いは何なんだろう?
こういったことをしっかり勉強されています。
私も一昨年に東京から地方の静岡に戻りましたが、いくらインターネットの発達によって、首都圏と地方の情報格差が無くなってきたとは言え、東京のクライアント様と地方のクライアント様を比較すると、どうしても担当者レベルでも、Webサイトを使ったビジネスの知識量(=そのまま勉強している量とも言い換えられますね)が圧倒的に違います。
もちろん全員が全員とは言いませんけど。
Web制作をしている人が、東京のいちWeb担当者と知識レベルが同じだったり、もしくはそれ以下だったりすると、地方のレベルに開きにびっくりするんですよね。
では、今回はここらへんで。
次回は動画広告について解説したいと思います。
会社のサイトリニューアルに失敗しないために出来ること。【2】
好きな四文字熟語は有村架純、マキタです。
今回は、前回の記事の続きです。
早速行ってみましょー。
3.失敗の一番の原因は誰?
サイトリニューアル失敗の一番の原因は誰かって、そりゃ場合によるでしょって感じですよね。
ただ、かなりの確率で発注側に原因があることが多いです。
炎上しそうですねww
どういうことかというと
- Web屋に丸投げ
- 記事の内容に一切関わってこない
- Webサイトを何のために作るのか自分でもわからないまま発注する
この3つは非常に多いので、気をつけたほうがいいかもしれません。
◆Web屋に丸投げ
いつも、よくこんな恐ろしいことが出来るなと逆に感心してしまうんですが、Web屋さんってサイト作りのプロなだけであって、「あなたの会社の営業マンよりあなたの会社のサービスや商品をうまく売り込むプロではない」んですよね。
自社のサービスや商品を誰よりもうまく説明できるのは、自社の人間であり、そこには気持ちも入った説明や文章がかけるはずです。
そこをよくわかっていないWeb屋に内容書かせるのって、恐ろしくないですか?
僕だったら自社の営業マンに原稿書かせます。
セールスポイントやどういう組み立てでトークすればお客さまが納得するのか、一番わかっているのっていつもそれを売っている営業マンですからね。
◆記事の内容に一切関わってこない
さっきと内容似てますが、ここホントに重要なんです。
ちゃんと協力して記事を作りましょう。Web屋さんと。
原稿をキレイにしたり、見やすくしたり、それをネット上で見れるようにするのがWeb屋さんです。
あなたのWebサイトで何を伝えたいのか?
あなたのWebサイトで販売したいものの特徴やセールスポイントは何なのか?
どういうお客さまに、どういう事をWebサイトを通して感じていただきたいのか?
ちゃんと考えましょう。
他社の人間に本来はこんな大事な部分任せたくないはずです。
◆Webサイトを何のために作るのか自分でもわからないまま発注する
高いお金払って作るのに、そのサイトっで何をしたいのかわかってないって致命傷だと思うんですけど、いかがですか?
- 何を販売したいサイトなのか
- 何を知ってほしいサイトなのか
こういった目的がはっきりしていないと、内容からデザインから全てがブレブレになっちゃいます。
内容がブレてると結局何が言いたいのかも伝わらないし、情報の発信側がわかっていないってことは、初見のお客さまや、興味がある程度のお客さまは更に意味がわからない内容になっているはずですよね。
- その状態で何となく、かっこよく作ってよ。
- オシャレにつくってよ。
- インパクトの有るデザインがいいな。
とか言われたWeb屋さんはどう作っていいかわかりません。
みんな脳みその中違いますよね。
- かっこいい=シンプルなかっこよさ
- かっこいい=和モダンなかっこよさ
- かっこいい=メタルや未来っぽいかっこよさ
- オシャレ=アンティークウッドのカフェ
- オシャレ=宝石できらびやか
- オシャレ=モノトーン
- 赤=血の色
- 赤=夕日の色
- 赤=マグマの色
全然違いますよね。
ここをうまく、その◯◯って、どういう◯◯ですか?
って制作側は聞き出していくんですが、
Webサイトで何をしたいのかも決まっていない場合は、これらの違いも明確になっていないことが多いです。
こんな状態で作られたサイトでは、すぐに訪問してきたお客さまは帰ってしまいます。
うーん、じつにもったいない!!
ただ何とな〜く、かっこいい・オシャレなサイトが作りたいと思って漠然としたイメージを伝え、何度もデザイン修正させている、させた結果なんだか微妙なサイトになってしまった。
自分もなんだか納得行かない、当然、プロのデザイナーなのに口を出されてダサいサイトを作らされたデザイナー、サイト訪問ユーザーは見る気も起きない、こんな誰も幸せにならないサイトにお金を出すのは嫌ですよね。
どうしても自分でとことんこだわったデザインにしたいのであれば、やはりそれ相応の金額をデザイナーに支払うか、自分で作るかしかありません。
デザインはもちろん重要ですが、僕は全ての商用Webサイトはどんな目的であれ売上アップのために存在していると思うので、どうサイトを活用して売上を立てるか?
に考える時間を使ったほうがいいとはアドバイスしていますけどね。
4.リニューアル完了後がスタート
Webサイトは公開した段階では、完成度50%と僕はいつもお客さまへ伝えます。
だって、ただ出来ただけなんです。
前回の記事のようにリアルに置き換えたら、どういう状態なんでしょう。
「誰も知らない場所に、誰も知らない店が建った」
これ以上でも以下でもありません。
実際にこのお店に人を集めて、売上を立てようとしたら?
- チラシを撒きます。
- 看板を立てます。
- 従業員を教育します。
- 業務効率化のための設備を入れます。
- 常連さんにはちょっと贔屓してあげます。
- いつもお店をキレイにします。
- 飽きられないようにメニューや商品を入替えます。
- ライバル店が出てきたら、サービス内容や価格などで差別化をはかります。
- etc...
リアルでもやること、たくさんありますよね。
もちろん、立地条件が良ければ、看板だけで、オープンしたばかりの頃はお客さまが勝手に来てくれるかもしれませんね。
さて、Webサイトに戻ってみましょう。
- 検索して出てきますか?
- 会社名や商品・サービス名だけで世の中の人検索してきますか?
- 記事や商品、お知らせを最新状態にしていますか?
- 何度もリピートしてくれるお客さまへ、メールでキャンペーンなどのご案内を出していますか?
- 飽きられないように、なにか工夫していますか?
- お客さまとの関係づくりは、どのようにしていますか?
- 競合と何が違うのか。なぜあなたのWebサイトから買うのか、理由がそこには存在しますか?
お店を建設して終わりじゃないですよね。
完成してからが真の営業スタート。
やることてんこ盛り状態ですよね。
Webサイトも一緒なんです。
できてからが勝負。
きっと、リアルでもそうですが、これが完璧・100%成功するっていうものは無いと思います。
それがわかってたら、みんな商売やる人って大金持ちになれますもんね。
だからこそ、少しでも100%に近づくために色々なことをしていく。
これはリアルでもWebでも一緒です。
だから、完成してからがスタートなんですね。
次回は最後、「売上が出てきたら打つべき次の一手」
これを書いていきたいと思います。
会社のサイトリニューアルに失敗しないために出来ること。【1】
寒い日に帰って暖かく出迎えてくれるのは湯船だけ、マキタです。
今回は、下記5項目に分けてリニューアル時に出来るだけ失敗しないために出来ることを書いていこうと思います。
細かく書きすぎるとそれで一冊本が出来そうなので・・・笑
- なぜリニューアルしても売上が変わらない?
- 失敗しない業者の選び方
- 失敗の一番の原因は誰?
- リニューアル完了後がスタート
- 売上が出てきたら打つべき次の一手
1.なぜリニューアルしても売上が変わらない?
なんででしょうね笑
一概には言えません。
ただ原因は必ずあって、細かいところにたくさんあると思うんですよねー。
例えば、あなたのサイトは単純に何を伝えようとしているのか、一目見て理解できますか?ってこととかもそうですよね。
会社の紹介サイト、これで売上をECサイトみたいに上げるのって、普通に考えるとすごく効率が悪いです。
会社案内パンフレットの電子版みたいなものですからね。
普通に作ったら。
今まで会社のパンフレットだけ配って、そこから何件もたくさん注文って来たことありますか?
もし来たことあるのであれば、そのパンフレットは売るために素晴らしい出来になっているか、すでに購入をほぼ決めている状態のお客さまへのアプローチ戦略がよいのでしょう。
一般的な中小企業で考えた場合、だいたい会社案内のパンフレットって、会社概要と会社や社長の写真、理念とか書いてあって、業務内容が見開きで数ページあるようなものが多いと思いませんか?
これぐらいの内容だと、なにやっているかはわかるんですが、読み手側からすると「この業務内容にこの理念は素晴らしい!よし買おう!」って、普通はそういう気持ちになりにくいと思うんです。
「あーはいはい、こういうことをやってるんですね。」
ぐらいじゃないですか。
これが、販促用のチラシや営業ツールだとどうでしょうか。
商品ごとのメリットや性能、場合によっては価格もしっかり明記してあって、納期も注釈などで目安が書いてあったりしますよね。
そう、単純に売るための書き方か、紹介するだけの書き方なのか、会社案内と販促用チラシでも明確に目的が違って作られているのがわかりますよね。
そんなの当たり前のことなのにすごく不思議なもので、
「ホームページ作ったのに全然売上でないよー。」
「問合せ来ないよー。」
「頼んだホームページ屋がダメなのかねー。」
そんなお話をよく聞きます。
えっ、逆に聞きますけど、今あなたの会社サイトを自分自身がお客さま目線で見て、値段も納期も商品の詳細もわからないものを買おうと思います?と。
なぜか僕にもよくわかりませんが、チラシやパンフレットだと、製作時にちゃんと考えている社長さんや役職ついている方々でも、こと「Web」になった途端にいきなりその視点が吹っ飛んでいる方が多いんですねー。
Webサイトなんて、あくまでツールの一つで、手段の一つにほかなりません。
これで売上を本気で立て、会社の売上構成比率のほとんどを占めたいと言う気持ちでいるのであれば、もっとお金をかけて専属の従業員を雇い、その体制と文化を社内に作るしかありません。
これも簡単な話です。
Webサイトを電子パンフレットではなく、一つの、ちゃんと売上を叩き出す店舗代わりに考えているということですからね。
ちゃんと店を回せる従業員を用意して、店舗で売るための商品を用意して、商品をしっかり陳列して、POPを作って、お店に人を集めるためにチラシを蒔いて・・・
ECサイトで売上を立てるとなると、ちゃんと売上を伸ばしている企業さんはかなりの確率で専属の従業員をつけます。
ちゃんとECサイトでどう売上を立てるかの季節や月ごとの事業計画を立てています。
それでもこれだけ乱立している時代ですからそう簡単にはうまくいかない。
それを、会社案内が載っているだけのサイトで
「売上が立たない、あのホームページ屋は腕が悪いんだ」
「せっかく30万円もかけてリニューアルしたのに全然問い合わせが来ないよ」
とか言っちゃうのって、さすがにWeb屋さんかわいそうだと思うんですよね笑
あくまでWeb屋さんって、サーバーという土地に、サイトという店舗を立てるのが仕事です。
スキルによりけりですが、何件も店を立てていて経験がある人は、その店舗でも人が動きやすいように、注目してほしい部分に目が生きやすいようにつくれるでしょう。
ただ、それでもそこまでです。
リアルに置き換えたら、建築屋さんに・・・
「お店作ってください。内装もオシャレにしたいです。」
ここまではまだいいですよね?
「月に3万円で、お店の設備になにかあったときに修理やメンテナンスお願いします。」
これも建築屋さんがイイといえば良いですが、普通はそれぞれの設備のメーカーに頼みますよね。
複合機とか、保守メンテ料金で支払うのって、そういうことですよね。
そのあとが問題です。
「店の経営のコンサルもしてよ。」
「月に3万円あげるからあなたが従業員もやって、売上立ててね。」
「お店の集客もやってね。その3万円の中で。」
「集客できないなら、あなたが店先に立ってお客さん呼び込んでよ。3万円あげてるんだから。」
「3万円もあげてるんだから、ちゃんとあなたが自分で考えて企画とか立てて売上立つように働いてね。」
「なんで売上立たないの?3万円あげてるのに。ほかに変えるよ?」
って言ってますよね。建築屋さんに。
この3万円でなんでもやってもらえると思っている人って完全に頭おかしいですよねwwww
まず、成人していてそれなりに社会人経験のあるいい大人を、
あなたは月に数万円で雇えますか?
というか、逆にあなたが「キミに月数万円くれてやるから奴隷のように働けよ」って言われてるのと同じこと言われて「何でもします!」って快く受けますか?笑
・・・
これって、Web業界の人たちも悪いんです。
それで実際に受けちゃうから。
でも普通に考えればわかりますよね。
サイト(=店舗)を作って、その作成代金(=建設代金)としてお金を正当な対価として受け取っているのに、なぜかそのあとの、本来ならばその会社がやるべき経営戦略や集客までやらされているんです。やらしているんです。あなたが。
普通だったらどうするんでしょうね。
経営コンサルタントに聞きますよね。
経営者の先輩に聞きますよね。
セミナーいったりしますよね。
ただ店を建てただけの建築屋さんにどこまで望むんだと。
すごく長くなってしまいましたが、これが現実です。
多分、どんな業種だろうと店を建てただけの建築屋さんが自分と畑違いの商売でも何でも集客できて売上を立てることが出来るなら、その人、建築屋やってないですよw
世界的に名を馳せるような、超優秀な経営コンサルとしてもう海外の経済誌とかに載っちゃうような大人物ですよその人w
早く気づいてほしいんですね。
畑違いの人に自社の売上を託すことがいかに無駄かということを。
本来店を建てることで、代金をいただく商売をしている人に、やっすい金で畑違いの商売の人に、ろくに自社商品の売り方も教えずに売上までたてさせようとすることがいかに無謀かということを。
だから、あなたのサイトは失敗するんです。
やるのは、あなたの会社のサイトなんだから、あなたが中身をしっかり回すことを考えないといけないんです。
2.失敗しない業者の選び方
前章ではかなり発注側に対して、心構えがなっとらんとぶった斬りましたが、今度は少し擁護してみます。笑
考えてみればしょうがないのかなぁと思います。
先ほども言いましたが、それを受けるWeb業者が一番アホなんです。
僕はリアルに置き換えた場合で説明しました。
これって発注者のみなさんもバカではないですから、説明すればわかってくれます。
では、誰がこの事実をわかっていないのか。
それは完全に受けちゃうアホWeb業者です。
「できますよ!できますよ!1万円でいいですよ!」
できるわけねーだろと総ツッコミが入りますよね、先ほどの話を聞いた後なら笑
でもこれがWeb業界だとまかり通るんですよねー。。。
例えば、僕がじゃあいったいコンサルって何をしているのかというと、
です。
じゃあこれの業務をいくらで受けているか?
どこまでやるかで見積もり金額全然違います。
はっきり言って月30万円くらいとってもいいんです。
でも、平均5万円くらいです。
お客さまがみんな年商30億くらいならともかく、普通の企業はなかなか払えません。
まー・・・プロを1人雇ったと考えれば妥当な金額というか安いくらいですが。
は?さっき自分で言ってたことと矛盾してねーか?
となりそうですが、違います。矛盾してません。
ひとつひとつ紐解いてみましょう。
◆アクセス解析
Googleanalyticsなりadobeの解析ツールなりで、アクセス数なりPV、どういうキーワードで検索してきているのか、サイト内でどういう動きをしてコンバージョンに至ったのか。これを見ます。
これって僕が考えているわけでもなんでもありません。
ただ自動で取得されたログを元に、データ出力ボタンをポチッと押して、一瞬で出てきた統計データを客観的に見るだけです。
ものの、数分です。
ここの作業でやることは、ボタンを押してデータを見ること。
お客さまへはデータの見方を教えること。
これだけです。
◆サイトデザイン
これは先述した、建築の部分ですね。
次のコーディングと合わせて制作費として別に、20万円くらいは最低でも取ります。
スマホ専用サイトや、ページ数(=部屋数or階数)が多ければ当然、作業日数が長くなりますので、それだけの金額がプラスされます。
ただしテンプレートでいいよ(=出来合いのパーツを組み合わせて安い家を販売できるシステム)であれば、もちろん安くなります。
10万円〜ぐらいですね。
ここで実際にやることは、いかにサイトユーザー(=店舗に訪れたお客さま)に何がどこにあるのか、他のフロアに行くには、他の商品の棚がどこにあるのかがわかりやすいように設計することです。
アートではないです。デザインです。
◆サイトコーディング
実際に図面に描いたデザインを組み立てていく作業です。
ここはただ設計図を元に組み立てていくということをひたすら行います。
◆SEO
検索エンジンに、ある検索キーワードが打ち込まれた時にいい場所に表示できるか(=店舗の立地条件みたいなもの)ということです。
「今日の夕飯はラーメン食いてぇなぁ。近所で車でいい場所あったけ?」
店を立てても誰にも知られることがなければ、それは存在していないのと同じですよね。お客さまからすれば。
そんなときに、ちゃんと車や人通りのある道に面しているか?ラーメン屋とすぐわかるか?がしっかりしていれば、そこら辺歩いている通行人に聞いても、「あぁ、それならあの道に◯◯っていうラーメン屋があるよ。」
と教えてもらえます。
検索エンジンにキーワードを打ち込む、これは質問して、それに対する適切なアンサーが返ってくる状態か?に近いかもしれません。厳密にはちょっと違いますが。
実際の検索画面を想像してください。
ラーメン屋を探したい時に「ラーメン屋」って検索しますか?
慣れていない人はそうかもしれませんが、大抵は「◯◯駅 ラーメン屋」とか「◯◯市 ラーメン屋」とか、ある程度いま自分がいるエリアから探しますよね。
もうちょっと目的が絞れている場合だと「◯◯駅 とんこつラーメン」とか「◯◯市 ラーメン屋 安い」とか「◯◯区 うまいラーメン屋」とか、そういうキーワードで検索しませんか?
それぞれの検索キーワード(=質問)に対して適切な答え(=検索結果)を表示するのが検索エンジンです。
これで1ページ目に表示されるラーメン屋さんと、10ページ目に表示されるラーメン屋さんでは、それだけ人目に触れる機会の数に大きな開きがあるわけですから、当然集客数も売上も違います。
SEOはテクニックもありますので、ノウハウは企業秘密で明かせませんが、こういう検索結果の上位にいかに表示するかという部分をやっています。
本来ならこれだけで月に数十万円〜数百万円とっている企業がたくさんありますので、そうしてもいいんですが、少人数で運営しているのでそんな大きい会社さんとの取引はやはり大きい会社さんがやっています。
◆導線設計とA/Bテスト
A/Bテストってなんとなくこの言葉から想像できると思います。
AとBのパターン、どちらの場合のほうがより優れているか。
これを検証します。
例えば、サイトに訪問してどのような経路でコンバージョン(=購入や問合せ)に至るのか、これは先程述べたように、アクセス解析でわかります。
では、現在デザイン的に馴染むように「問合せボタン」「電話をかけるボタン」が同系色での配色になっていた場合と、反対色で多少浮いてしまうが、ひと目で「このボタンを押せば問合せができるとわかるボタン」「このボタンを押せば購入できるとわかるボタン」だと、どちらが結果的にコンバージョンを増やすことが出来るのか?
これは実際に数えきれないくらいの多くのサイトで結果が出ていますが、「ひと目で何をするためのボタンなのかわかるボタン」が設置されているサイトです。
これが「背景赤で文字は白色、お問い合わせはこちら」と書いてあるのか「背景は濃いオレンジ色で文字は白色、ご相談はこちら」と書いてあるのかでも細かくコンバージョンする確率が変わります。
これを検証していってより良い数値にしていくのがA/Bテストです。
また、「この内容・コンテンツを売り込みたい」と最初から明確になっているページがある場合、サイトの左上に配置するのか?右下に配置するのか?
で結果が大きく違います。
サイトを見る時って、左上からZやFの形で目線が動きませんか?
そういうことです。
このブログでもそうですし、最近はそうしていることが多いですが、メインの本文を左側、他のメニューは右側に配置しているところが多いのは、こういった人間の行動にもとづいて作っているからです。
導線設計というのは、「いかにサイトを訪問しているお客さまが迷わずに目的の情報へとたどり着くことができるか」を最適化して設計することです。
例えば先ほどのラーメン屋さんを例にしてみると。
ある「◯◯駅 ラーメン屋」で出てきたいくつかのサイト。
その後、いくつか見比べますよね。
その中でトップページからすぐにどんなラーメンや料理がメニューとしてあるのかわかるサイトと、3回くらいクリックしてやっとメニューが出てくるサイトでは、当然前者の方が、サイトを訪問しているお客さまはわかりやすく、すぐに求めていた情報にたどり着けるのでこちらの店にする確率が高まります。
これはサイトを訪問するユーザーの属性と、「何のためのサイトなのか」がわかっていれば簡単に解がでるので、これをお伝えして、承認をいただき、その通りにサイトを作るだけです。
◆Webマーケティング
これはお客さまの予算・業種・サイトで何をしたいのかによって何ができるのか変わってくるので、都度、考えます。
このブログではこのWebマーケティングでやれることや、事例を紹介していくので、他の記事をご参照ください。
◆Webプロモーション
これもWebマーケティングと同様、予算によって出来ることが変わります。
キャンペーンを売ったり、イベントで集客するとき、企業や商品ブランドの認知度を上げたい時に活用されますので、動画と組み合わせることも多いです。
◆他の会社の事例紹介
Webマーケティングコンサルタントとして、一番重宝されるのはここだったりします。
他の業種、もしくは同業者でWebサイトやWebプロモーション・マーケティングでどういう成功事例や失敗事例があるのかをお伝え出来ます。
これは、この業界のこの職種に身をおいていると、自然と仲間内からも色んな情報が入ってきますし、僕自身がいままで見てきているお客さまの事例をご紹介したうえで、その会社にあった適切な方法をカスタマイズして情報提供できるからです。
ただサイトを作るだけなら、簡単に作れるソフトもありますし、安く作ってくれる人がいくらでもいますが、こういう情報やノウハウ、経験値に価値を感じて僕や、他のWebコンサル系の人たちに仕事があるのだと思います。
これも普段の経験をお話するだけですから、金銭的なコストはゼロ、時間的なコストはこれがそのまま利益に直結するわけですから、月に1〜2回、1時間〜2時間で完結するので問題ありません。
こう考えると、月5万円くらいって労力・時間のコストを換算した場合にわりとこれくらいで大丈夫だったりします。
もちろん下位プランも上位プランもあるんですが、それぞれ金額に見合った働きをするので僕もお客さまも損しないようにしています。
さて、本題にやっと戻ります笑
失敗しないためにどうすれば良いのか。
もうおわかりかもしれませんが、
- 「Webのことならなんでも出来ますよ!売上も月1万円で立てます!」
みたいなそもそも無理だろみたいなこと言っちゃう人。
- 今までの実績をちゃんと言えない人。
- リアルとWebを切り離して考えちゃう人。(逆に頼むなら自身が経営しているとかが理想ですね。例え個人事業主やフリーランスだったとしても。)
- やたらと安い金額でなんでも安請け合いする人。
ここらへんは、自分の売上をまともに立てられない人に、さらに畑違いの自分の商品やサービスの売上をたてることが無理ってことですしね。
迷ったら無料相談乗りますので、いつでも連絡くださいね。
・・・
長い!!笑
一旦ここで切ります。
次回はこの続きから。
コンテンツマーケティング【2】具体的な施策・事例を紹介します!
さて、今回は表題通り、コンテンツマーケティングの具体的な施策・事例を紹介していこうと思います。
その前に、あなたはマーケティングの役割ってしっかり説明できますか?
ここがズレてると、この先のマーケティング関連の話ってやっぱりボヤケるんじゃないかなと思うんですよねー。
あくまで僕の見解ですが、本題に入る前にかる〜く説明してみます。
◆マーケティングの役割って?
ビジネスを自分でやっていると、色々なヨコモジが出てきて我々を混乱させてくれます。
例えば「ブランディング」。これってなんなんでしょうね。
人によって出てくるものに違いはあれど
【高級車=フェラーリ】
【コーラ=コカ・コーラ】
【ハンバーガー=マクドナルド】
【お茶=静岡茶】
【缶コーヒー=BOSS】
など、ある一つのキーワードを耳に入れた時に、商品名や会社名、地名などがイコールで出てくるモノに関しては確実にブランディングに成功していると言えると思います。
直接目で見ていないのに聞けばその人の心に浮かんでくる。
これってすごくないですか?
この心理的な部分での企業・商品価値がブランドです。
そこに付加価値をつけて、お客さまへの認識をあげるのがブランディングの役割と言えます。
例えば、フェラーリなんかがすごいのは、価格を下げることはなく常に限定生産をしているところだと思います。
フェラーリオーナーの方々はその時変えなかった車種にとても憧れを持ち、次は絶対に・・・という気持ちになるようですよ。
車が売れない、生産コストを下げてより安く・・・こういったスパイラルに巻き込まれずに独自の戦略でブランディングに成功し、価格を下げるどころか高くしても売れてしまうフェラーリからは見習うところがたくさんありそうです。
では、マーケティングの役割は何だと思いますか?
それは、企業や商品の価値をどのようにして伝えるかという部分です。
前回の記事で「マーケティング=市場調査」の頭の人は一般的なマーケティングから勉強してみてはと書きました。いや、暗に帰れと言ったわけではないですよ。
そもそも「marketing」という言葉は「market」+「ing」、つまり「市場」という意味に動名詞をつけていますから、市場を作るとか開拓するとかっていう意味も含みます。
素晴らしい商品をいかにして魅せ、伝え、届け、潜在的なお客さまにその価値を下げること無く伝えることが出来るか。
この部分に直接関わることが出来るのがマーケティングです。
◆コンテンツマーケティングの施策・事例
●板金塗装屋さんの施策・事例
さて、やっと本編です笑
僕が今までコンサルティングさせていただいた中で、どのお客さまの事例を挙げようかなぁと悩んだ結果、僕にとってもすごく思い入れのあるお客さまがいました。
東京西部、いわゆる都下と呼ばれるエリアにある車の板金塗装屋さんの事例をご紹介します。
こちらの板金屋さんは、Webサイトはある、ブログも毎日やっている、GoogleAnalyticsも導入済み、と一通りWebサイト制作時のWeb屋さんに教わってしっかりとやることはやっていました。
それでも、サイトからの集客が年に数回あるかどうかという、いわゆる「よくある状態」でした。
●まずは、現状分析。
僕は現在もWebマーケティングのコンサルタントをやりながらも、製作者としてデザインからコーディングまでも行っています。
そんなわけでソースコードも見ちゃうんですが、この板金塗装屋さんのサイトの現状分析をしてみると、以下の問題点が上がってきました。
- SEOの観点から見る、ソースコードの問題
- UI(ユーザーの使い勝手みたいなもの)の観点から見る、デザインの問題
- 色彩心理学の観点から見る、配色の問題
- 使用している写真のクオリティの問題
- コンテンツマーケティングの観点から見る、ブログの内容の問題
1〜5は、サイトのリニューアルも必要になるため、まずは5のブログの内容から改善しました。そこで売上が立ったら、その売上からリニューアルもお願いするよとのこと。
ある意味僕に対するテスト的な意味合いもあったんだと思いますけどね。
●どんなことに取り組んだか。
ブログの内容は、ケータイの写真で撮った空の写真と共に、偉人の名言と、今日も1日がんばりましょう!みたいな内容と、板金や塗装のビフォーアフターの写真と「こんなに綺麗になりました!」みたいな内容でした。
この板金屋さんの社長さんはとても真面目な方だったので、サイト制作時のWeb屋さんのアドバイスを忠実に守っていたんですね。本来なら素晴らしいことですが、当時のアドバイスが悪かった。
かと言って、当り障りのないアドバイスをしても僕が呼ばれた意味が無いので、言葉を選びながらも今の施策がいかにムダなことをしているかと説明しました。
まず、空の写真と偉人の名言のセットってFacebookとかでもよくやってる人がいますよね。
こんなの毎日アップされても、書いてる人は自己満足で気分いいんでしょうけど読んでる人は全くおもしろくないですよね。
このスマホ時代に名言を読んで元気を出したいとかモチベーションアップしたいと思ったら、そういうまとめサイトがいくらでもあるのでその中から探します。
さらに、板金や塗装のビフォーアフター。
これは聞くだけだと、いいんじゃない?って思う方がほとんどだと思います。
確かにそうっぽい気がしてきますが、本当にそうですか?
もちろんある意味では間違ってないんですが・・・
例えば、板金にしても塗装にしても、頼むのってどんな時ですか?
基本的には、ぶつけて凹んだとか、塗装が傷ついて剥がれたとか、そういうレベルの案件が1番多いことが想像できますよね。
車のカラーを全部変える塗装みたいな案件は、全体の案件からするといかに少ないかって、これも想像できますよね。
実際、やったことあります?僕はないです。
カラーを変えるとか、好きにカラーリングしてみるとか、そのレベルの方ってもうそういう車好きの仲間がいて、技術持ってたり、自分でデキる人もいます。
走り屋の知り合いの人達を見てると、ほんとそんな感じでした笑
●コンパウンドで綺麗にするテクニックからで十分だった
ネットで板金屋さんを探すとき、ほとんどの人が必要に駆られて自宅・あるいは車庫近くの板金屋さんを探します。まずここはSEO対策ですぐにその市の板金塗装業者のサイトで1番に表示されるようにしました。
ただSEOってマーケティングの4P理論でいうところのPlaceを取った状態なだけなんです。これって確かにそれだけですごい有利なんですが・・・
極論を言えば、いくらコンビニの1番目につく棚の1番目につく列で1番目につくように陳列されてても、その内容がゴキブリのクッキーだったら買いませんよね。
もちろんある一定層は買うんでしょうけど、普通買いません。
要するに、いくらいい場所にあっても内容がダメだったら誰も相手にしないよってことです。
そこで、ブログの内容を完全に一新しました。
まず、かすり傷程度のもの。
これは「◯◯市のプロ板金屋が教える、自分でもたった5分で簡単に直せる車のキズ!」というタイトルでブログを書いてもらいました。
内容としては、コンパウンドで綺麗にするという簡単なもの。
それでもプロが書くとやはり道具の使い方から気をつける点、ちょっとしたコツなど、素人には嬉しい内容ばかりです。
写真撮影は今後の運用も考えて、撮り方と撮るポイントをお伝えして、社長ご自身で撮影していただきました。
すると・・・!
そんなすぐ都合よく仕事が来るわけはありません。
ただしこの日を境に、約1ヶ月後から確実にブログのアクセスが上がってきました。
月間平均20PVから、380PVに。
その後もどんどんアクセスは上昇し、3ヶ月後にはブログは月間3,000PV、当初の150倍
まで膨らみます。
●なぜコンパウンドの記事からだったのか?
まず、サイトからの問合せはサイトをリニューアルしない限り大幅な上昇は見込めませんでした。ただし、リニューアルする余裕はなかった。
そこでSEO対策。該当市内で1番に表示されることで、問合せ件数は増加しました。
こちらは、必要に迫られてすぐに直したい人は、近くにあるかという点、価格、営業時間で決定することが多いのは簡単に想像がつくため、簡単でした。
ただし、それだけでは潜在顧客が開拓できず、大きく変わらないので、あらゆる方面から攻めることにしました。
まずは先ほどのコンパウンドなど、道具のテクニック系の記事。
次に、実際に素人の友人にやらせてみて、自分が直したものとのビフォーアフターの比較系記事。
このテクニック系と、比較系の間にたまに社長や従業員の人柄がわかるような感情系の記事。
もうこの3つをある程度繰り返すだけで100倍のPVになっていたので、ここらでサービスについての記事を入れました。
日記形式でです。
「◯◯市A様宅へ、板金修理依頼で引取に!10分で到着!」
という、その市内や近隣の市に住む方であれば、すぐに駆けつけてくれるんだということがわかるようにアピールしていきます。
「今回の修理代金は◯万円でした!見積より安くすんでよかった〜!」
という金額表示。
これ、人によってはなぜか金額出すのは失礼だという人もいるんですよねー。
当然ですが、お客さまから許可もらってますと注釈も入れます。
こんなアピールを今までの記事に加えてちょこちょこ書いていると、「◯◯市 板金修理」などのキーワードで自社サイトに加えてブログの記事も検索結果に出てくるようになりました。
この当たりから、会社の所在地の市、近隣の市からの問合せが増えます。
社長や従業員の人柄が伝わる文章、オトクな情報の提供、そして何よりすぐれたサービスであることを適切なタイミングで伝えたこと。
半年後の今では問合せが月に30件ほど来ていて、従業員も2名増やして少しずつですが成長しています。
◆コンテンツマーケティングの章まとめ
さて、2回に分けて長々と書きましたが、まだまだ紹介したい事例はたくさんあります。ただ、先に他のカテゴリもひと通りやってからにしようとは思っています。
まとめです。
- マーケティング=市場調査ではない
- Webマーケティングはマーケティングの延長線上にあるもの
- ブログ≠コンテンツマーケティング
- SEOはやっぱり未だに大事
- コンテンツマーケティングとは、お客さまにとって価値があり、説得力のある情報を作り、発信し、自社ビジネスに興味のあるお客さまと関係を作り上げていき、最終的に商品・サービスを購入していただいて利益を上げること。
- マーケティングの役割は企業や商品の価値をどのようにして伝えるかということ
- 成果は徐々に出るもの。だけどしっかりやればやっただけ利益は返ってくる。
さて、次回は動画広告といきたいところですが、ちょっと別の話題を挟んでみます。
Webマーケティングのカテゴリ13個を初心者向けに解説します。今回はコンテンツマーケティング【1】。
こんにちは、もうスギ花粉来たと思って出てくる鼻水に点鼻薬を打ちまくってたらやはりただの風邪だったマキタです。
今年はこのブログをはじめ、新会社設立や減煙あわよくば禁煙をがんばりたいと思っています。
早速ですが一発目は・・・
いやもう誰でもWebマーケティングが必要ってのはわかってると思うんです。
だからこのブログでは、なぜあなたのビジネスにWebマーケティングが必要なのか?
的なことは解説しません。決して面倒くさいからではないです。決して。
マーケティング=市場調査
の頭の方は、まずはWebマーケティングの前に、一般的なマーケティングを学ぶことをオススメします。市場調査だけではないですからね。
このブログでもたまには一般的なマーケティング理論についての解説や検証もするとは思いますが、しばらくはWebマーケティングについてしか書かないので。。。
さて、誰でも必要なのはわかるのに、Webマーケティングにいま現在取り組んでいない・やれていないのは何が障壁になっているんだろう??ってとこですよね。
多分、何をしていいのかわからないとか、専門用語がわからない、そもそもWebマーケティングってどこまでの業務範囲を指すのよ?
なんていう、曖昧なことが多くて取り組むのが億劫だなんていう、心理的なハードルのせいで、入り口からつまづいてしまう方が多いのかな、と日頃僕のお客さまを見ていて思います。
もちろん時間が無い!とかもあるかもですが。
Webマーケティングって人によって言うこと違うじゃん!
そう。いきなりほんとこれ。嫌になりますよね。これがまずやっかいなんですよねー。
ボクもこの仕事をしていて、同業者で意見交換していても、人によってWebマーケティングの指す範囲が違うなぁと感じています。
その理由は多分ですが、そもそもWebマーケティングはマーケティングの延長線上にあるものなので、Webに限定して考えるのもおかしな話だからかなぁと。
要するにごっちゃにしちゃってるからじゃない?ってことです。
個人的にはそれでもいいんですが、あくまでこの記事ではそこらへん切り離して考えてみます。
さてさて、Webマーケティングの具体的な業務は何をすることなのか?を、勝手に現在13個のカテゴリであると決めつけて、絞って解説してみたいと思います。
以下、13カテゴリです。
- コンテンツマーケティング
- 動画広告
- ネイティブ広告(アド)
- ソーシャルメディア広告
- メディア
- SEO対策
- メルマガ
- O2O
- アフィリエイト広告
- リスティング広告
- アドネットワーク広告
- DSP広告
- リワード広告
今回の記事では、1番目のコンテンツマーケティングを簡単に解説してみます。
1.コンテンツマーケティングの誤解
コンテンツマーケティングって最近の流行りですよね。
Webマーケティングに興味のある方しかこのブログって読んでないと思うので、みなさんほとんどの方が聞いたことあるんじゃないでしょうか。
特に2015年は大流行しましたねー。
アメリカのマーケターの約30%はコンテンツマーケティングが最も重要と考えているそうですよ。強いなー。すごいなー。
そんな大人気のコンテンツマーケティングですが、私が見ていて感じるのは、「今までのSEOがGoogle様の検索アルゴリズムのアップデートによって色々大変になったから、それに変わるものだ!」みたいな認識の人が多いかなって。
例として、昨年からお客さまによーく相談されるのが、業者の人が、「Googleが検索エンジンのアルゴリズムをアップデートして、もう昔のSEO対策は効かなくなったので、これからはキーワード解析をして、それを元に文章やイラスト・写真などで毎日ブログで記事を作るコンテンツマーケティングをしましょう!内容はキーワードに基いて考えましょう!毎日書くことが重要です!私たちはそのお手伝いができますよ!毎月30万円でどうですか!ゲヒゲヒ!ダメなら15万円でもいいですよ!ゲヒゲヒ!」って営業に来てるんだけど、ほんとに?やったほうがいいの?って相談です。
これ、どう思いますか?
ほんとにこんなやついるのかと思いながらも、お客さまの中でインプットされた後要約されてアウトプットされるとこんな感じで解釈されているっていうのがわかります。
大体は本当のことだけど、ウソ(多分知らないだけだろうけど)がちょこちょこ入ってるんですよねー。
2.昔のSEO対策はもう効かない?
正確には、ダメなものはダメになったけど、大丈夫なものは大丈夫だから安心してねってことです。
これは、後日SEO対策の記事でしっかり書こうと思います。
3.ブログを書くこと=コンテンツマーケティング?
半分正解、半分ハズレって感じかなぁ。と思います。
何でもかんでもとにかく書けばいいならそれが一番楽なんですけどね。
キーワード解析も重要ですが、PV稼ぐだけならこの業者さんたちの言うとおりにするといいんでしょう。
でもそれでやって出来た記事は、あなたのお客さまや、サイトに訪問してくれるユーザーにとって、本当に価値のある情報を提供していますか?ってことなんです。
4.Googleの検索アルゴリズムのアップデートって?
パンダ・ペンギン・パイレーツ・ハミングバード・ペイデイローン・ドメインダイバーシティとかもはや何がなんだか普通の人にはわからない名前でアップデートが行われておりますね。
そもそも一般人からしたら検索アルゴリズムという言葉がすでに意味不明だと思いますが、検索結果に表示するための計算方法みたいなものだと思ってください。
アルゴリズムとかwikipediaなんかで調べてみてください。
Googleは、常にこの検索エンジンのアルゴリズムを改良し続け、高品質な検索結果を表示するために努力しています。
それでもあくまでロボットですから、その穴をついて少し昔までは色々な小手先のテクニックで内容の薄い、それこそ誰が読んでも価値の無いような、キーワードをひたすら並べるだけだったり、リンクがやたらと貼ってあるだけのダミー記事が検索結果の上位にいた時代もありました。
これはGoogleの理念に反するぞということで、一匹残らず駆逐してやると、こういう内容の薄い情報価値の低いコンテンツを駆逐し始めました。
というか逆に言えばちょっと昔って、こんなんで作ったようなサイトからたくさんリンクを集めていれば簡単にランキング上位に載れた時代もあったんですよねー。
5.結局、コンテンツマーケティングとは。
「お客さまにとって価値があり、説得力のある情報を作り、発信し、自社ビジネスに興味のあるお客さまと関係を作り上げていき、最終的に商品・サービスを購入していただいて利益を上げること。」
僕は こう捉えています。
でもこれって、当たり前のことですよね。
Webだなんだ言ったって、結局は人と人だと思うんです。
ここがもっとも重要であり、Webはわからないから・・・別世界のものだから・・・と毛嫌いせずに、自社の商品を購入してくださるお客さまにどうやったら1番喜んでもらえるんだろうということを考えていくことは、リアルだろうとWebだろうと関係なく取り組んでほしいなと思います。
でもそもそもなんですが、コンテンツマーケティングって別に新しい手法でも何でも無いんですよね。
原型は1800年代かららしいですし。
次回「コンテンツマーケティング【2】具体的な施策・事例」
さて、第一回目はライターでもない僕がわかりやすく書いたつもりでわかりにくい内容だった気がしなくもないですが、「お客さまに喜んでもらえる、だからお客さまはあなたの商品・サービスを購入してくれる。そのためにあるのがコンテンツマーケティングなんですよ。小手先のテクニックだけで自分が続かないようなことはほどほどにね。」と言いたかっただけかもしれません。
適宜、この記事もよりわかりやすく修正するつもりです。
次回は、具体的に僕のお客さまの事例や、どういった施策をしたらどうなったのかなんかを紹介したいと思います。